▼最強の肉食恐竜ランキング【1位~6位】
1位ティラノサウルス
最強の恐竜といえば間違いなく名前が挙がるのがこの「ティラノサウルス」です。
ティラノサウルスは白亜紀の北アメリカ大陸に生息していた大型の肉食恐竜でした。名前の由来は「トカゲの暴君」から来ており、王者の風格は十分です。
ティラノサウルスは全長は13mほどで体重は6トンにもなる巨漢です。頭の大きさは1.5mもあり、その口には非常に鋭い牙が並んでいました。
ティラノサウルスの牙は他の大型肉食恐竜と比べても非常に巨大で、その長さは18cmにもなるそうです。この牙で大きな獲物を仕留めていたんですね。
ティラノサウルスは鱗で覆われていた
白亜紀後期に入った頃にはそのはるか昔から生息していたティラノサウルス科の恐竜にあった「広範囲を覆う羽毛」は、T・レックスと近縁種の共通の祖先から既に失われていたと結論。
2位アロサウルス
アロサウルスは、非常に獰猛でかなり好戦的だったと言われており、傷だらけの化石も多く見つかっています。
ティラノサウルスと違って、頭のサイズはあまり大きくなく、アゴの力もそれほど強くありませんでした。
しかし、発達した前脚のかぎ爪と、優れた運動能力をもち、自分より大型の獲物に対してもひるまず向かっていったと考えられています。
大型の肉食恐竜の中では、バランス感覚や、嗅覚、さらには聴覚も優れていたと考えられています。
ただ単純に獲物を追い詰めるだけなく、待ち伏せし襲いかかったり、群れを成していたという説もあります。
相手を完全に仕留めず、柔かい肉の部分だけ鋭い歯でこそぎ落とし食べるといった、無駄な労力や傷を負うこともない効率的な狩りをしていた可能性もあるアロサウルスは、ジュラ紀では食物連鎖の頂点にいたとされています。
出典:動物JP
3位ギガノトサウルス
ギガノトサウルスは、約9,800万年- 約9,600万年前(中生代白亜紀後期初頭セノマニアン〈en〉)の南アメリカ大陸に生息した、大型肉食恐竜である獣脚類の一種(属)。化石はアルゼンチンで発見されている。
大型肉食恐竜として有名なティラノサウルスなどに並ぶ、史上最大級の獣脚類の一つである。
同様に南アフリカには近縁種のギガノトサウルスがいました。
今まで発見された中で一番大きなティラノサウルスの化石(スー)でさえ頭骨の長さが1.5メートルであったのに対し、ギガノトサウルスの頭骨は1.7メートル以上と推定されており、こちらも14mクラスの巨大恐竜であったと推定されています。
出典:バルバロッサノート!
4位アクロカントサウルス
アクロカントサウルスは白亜紀の北アメリカ大陸に生息していました。当時の北米では最大の肉食恐竜で、全長は13mほどだったと考えられています。
アロサウルスの仲間だそうですが、アロサウルスにはない特徴的な背びれを持っていました。
この背びれには風を当てて体温を下げる役割があり、温暖化が進んでいた当時の気候に対応していたと考えられています。ステゴサウルスなどの背板と同じ役割だったんですね。
アクロカントサウルスは、大型肉食恐竜にしては珍しく集団で狩りをしていた可能性があるといわれています。
また、時速40㎞を超える速度で走ることもでき、集団で大型の草食恐竜を襲っていたのかも知れません。想像しただけで恐ろしい気持ちになりますね。
5位カルカロドントサウルス
カルカロドントサウルスは白亜紀前期の北アフリカ大陸に生息した肉食恐竜です。
「ホオジロザメのトカゲ」を意味する非常に物騒な名前が付けれています。名前の由来はサメに似た薄いノコギリ状の歯で、獲物の肉を軽々と切り裂くことができました。
全長は最大で14mに達し、ティラノサウルスよりも大きな体を持っていました。
カルカロドントサウルスの歯は獲物を切り裂く食べることに向いた形状をしていたことから積極的に狩りをしていたと考えられています。
ティラノサウルスを含め多くの大型肉食恐竜は死んだ獲物の肉を食べる機会が多かったとされていますが、カルカロドントサウルスはナイフのような鋭い歯で生きた獲物を仕留めるハンターでした。
6位スピノサウルス
スピノサウルスの知名度を一気に押し上げたのは、2001年夏に公開された映画『ジュラシック・パークIII』であろう。本作では看板恐竜に抜擢されており、地上だけでなく水中からも襲い掛かる最大の脅威として大々的に公表された。
全長13.3m、体高4.9m(頭頂まで)、体高6.6m(背びれまで)。前作『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』の舞台であったサイトBにおいて秘密裏に生み出された恐竜である。
劇中では鋭い牙、長大な腕、巨大な鍵爪、人間を上回る走行速度を持つハンターとして描かれ、主人公のグラント博士達をしつこく襲撃する。
また水中においてもある程度の活動が可能で、水深の浅い河を泳いでグラント達が乗るボートを追跡するシーンが存在する。
出典:ピクシブ百科事典
▼ジュラシックパーク/ワールドに登場する恐竜
ヴェロキラプトル
非常に知能が高くずる賢いラプトル。実は彼らは全シリーズを通して一番変化のある恐竜なのです。
というのも、1作目で描かれたラプトルは賢い完全悪でした。
しかし、2作目では人間(マルコム娘)に打ち負かされ、3作目では初めて人間(アラン・グラント博士)とコミュニケーションをとります。
出典:シアター
闘争化石
プロトケラトプスと格闘するかのようなポーズのままで保存された「闘争化石」が有名だが、実際にヴェロキラプトルがプロトケラトプスを捕食しようとしていたという説の他に、一方がもう一方から卵を守ろうとしていたなどの説がある。
出典:ピクシブ百科事典
ブラキオサウルス
体長(全長)は約25m、体高(頭頂高)は約16mに及び、近年まで最も背の高い恐竜とされていた。
かつては「体重は80t(以上)と最も重い恐竜であり、その体重を支えるために池や湖など水の中で暮らした」と推測されたこともあったが、横隔膜を持っていなかったため水圧で肺が押し潰され、呼吸ができなくなるということが判明し、この説は否定された。
竜脚類等の大型恐竜には鳥類が具えるのと同じように気嚢によって体を軽くする仕組みがあったと考えられ、現在では23t程度[1]という説もあり、大きく見積もっても50t程と推定されている。
近年同系統と思われるさらに巨大な頚椎がいくつか発見されており、サウロポセイドンと命名された。最も高く最も重いと言われたブラキオサウルスの記録は、今後の研究によって塗り替えられる可能性がある。
出典:Wikipedia
トリケラトプス
グラント博士の一番好きな恐竜でもあるトリケラトプス。草食恐竜であり、長い2本の角が特徴的です。
1作目では病気のトリケラトプスが登場し、エリー・サトラーがその原因を探っていました。
2作目では、閉じ込められていた檻から脱走し、キャンプを破壊。
3作目ではグラント博士の息子の玩具としてのみ登場し、4作目では幼体が子供達と触れ合っていました。
出典:シアター
モササウルス
4作目に初登場した、モササウルス。シリーズ初の海生恐竜であり、海鳥、サメ、巨大魚、首長竜などを捕食、顎の力がティラノサウルスよりも強く、噛む力は最大で約6トンと言われています。
平均的な体長は12~18メートル。
『ジュラシック・ワールド』ではサメに噛みつくショーがパーク内の人気アトラクションになっていました。尚、全長はインドミナス・レックスの倍程の大きさで描かれ、彼女を水の中に引きずり込みます。
出典:シアター
プテラノドン
プテラノドンは今から約9000万~7500万年前の白亜紀の地球に生息していた翼竜の一種です。
よく勘違いされますが翼竜は飛行能力を特化させて進化した爬虫類なので、正確には恐竜ではありません。
プテラノドンは大きいものでは翼を広げた長さが最大で9メートルにまで成長しました。これは現生最大の翼開長を持つワタリアホウドリの三倍にもなる大きさで、一般的な路線バスの長さを上回ります。
このような巨大な生物が空を飛んでいたというのですから太古の空は想像を絶します。
ステゴサウルス
背中が特徴的な剣竜類のステゴサウルス。体長が7メートルほどなのに対して脳みそがクルミサイズという事でも知られています。
草食恐竜なのでおっとりしている性格と思いきや、肉食恐竜などの敵から襲われた際は尾を振り回して棘で威嚇・攻撃します。
初登場した2作目でも、マルコム博士の恋人である考古生物学者サラが子供のステゴサウルスを怖がらせた事で親のステゴサウルスが彼女に猛攻撃をしました。その後3作目、4作目に続けて登場します。
出典:シアター
アパトサウルス
ジュラ紀後期北アメリカに生息していた草食恐竜。スクールバス2台分よりも長く、象13頭よりも重い、動く度に食べなければ、ここまで巨大な体を動かすエネルギーを得ることが出来ないと言われています。
ブラキオサウルスに似ていますが、首の高さなど違いがいくつかあります。
出典:シアター
アンキロサウルス
よろい竜を代表するアンキロサウルス。
体長は最大10mとも言われ、その強固なよろいを身にまとったような姿を、かっこいいと思う人も多いでしょう。
背中のよろいは皮骨板と呼ばれる皮膚が硬質化したもので、見た目ほど重くなく、アンキロサウルスは割りと素早く移動していたようです。
ただし防御力は凄まじく、大型の肉食恐竜ですらそのよろいを打ち砕くことは困難でした。
さらに肉食恐竜にとって脅威だったのがしっぽにある「いかついハンマー」。
アンキロサウルスのしっぽは、骨と骨が重なり、周りを硬い腱と強い筋肉が覆っていました。
先のハンマーは大人になるにつれ大きくなり、いざ攻撃に使用すれば、相手の脚を簡単にへし折ることは簡単だったでしょう。
出典:動物JP
パラサウロロフス
別名カモノハシ竜類とも言われるグループですが、その名の通り、口先がカモのように平たいという特徴のある種類です。
その内、とさかがないものがハドロサウルス科、あるものがランベオサウルス科となります。
このとさかの役割については、長い間研究と議論が重ねられてきました。
現在とさかの役割として有力視されているのは、鳴き声増幅器官説です。
とさかの内部構造は、鼻の穴から伸びた管が、とさかの先端で折り返され肺の方へつながっています。
先ほどの話で言えば、この断面が4本の管に見えた訳ですね。その長さは2mにも及ぶとされ、現代における管楽器と同じような構造でした。
私は知りませんが木管楽器のバスーンのような低い音だったと言われています(気になったので調べてみると、ファゴットとほぼ同じ意味のようです)。
この低い大きな音が肉食恐竜には聞こえづらく、仲間を呼ぶ時に有効でした。またこのとさかはオスとメスで大きさが違っていたので、メスへのアピールにもなったと考えられます。
出典:動物JP