魔女の宅急便
映画ではキキが親元を離れ、魔女として1人立ちするシーンが描かれる。
あと魔女の宅急便では、悪役が1人もいない
13で旅立ちをするという魔女の掟があり、魔女であるキキは旅立つ事になった。そして満月の夜旅立っていった。
最初は余裕でいたキキだったが街の人の態度にびっくりする。 キキはこの街でうまくやれるのだろうか…
出典:Wikipedia
キキはどんな性格?
情に厚く、思いやりがあり同情心も厚い、心優しい性格の持ち主です。
ただ、正義感も強く、筋の通らない理不尽なことやケジメのないことを嫌います。
情に厚く他人のトラブルを見過ごせない反面、自分のピンチを人には相談できません。
内面の芯が強くプライドも高いので、一見、勝ち気そうに見え損をします。
でも、実は人一倍傷つきやすいデリケートな心の持ち主です。
向上心が強く、自己のステップアップのために、何でもやってみる行動力もあります。
ひとつのことに夢中になると他のことが見えなくなる凝り性タイプでもあります。
心優しいので周囲への気づかいも人一倍します。誰とでも話を合わすことができて、
コミュニケーション上手と言えるでしょう。
こうした気配りに、相手はすっかり安心して話ができ、場が和みます。
自意識は強いのですが、自分の意見を必要以上に主張しないで、聞き役に徹します。
普段は気配り上手で優しいですが、ときおり頑固な面も見受けられます。
1度こうと決めてしまうと、臨機応変な対応ができなかったり、
思い通りにいかないと、かんしゃくを起こすこともしばしばあります。
原作では35歳に!
原作では遠距離恋愛、結婚、子育てなどが描かれています。
キキはトンボと結婚し、2人の子供に恵まれました。
最後は子供たちも自立したので、実質ハッピーエンドです^^
原作の魔女の宅急便はキキが35歳になるまでの物語でした
トンボはどんなキャラなのか?
いい人だった
トンボは飛行クラブの一員で、空を飛ぶことに憧れています。
物語の序盤では、ほうきで空を飛ぶキキを見て
興味をもちます。
しかしキキはうっとおしく思い、トンボを避けてしまいます。
後でトンボはキキをパーティーに誘いますが、キキは現れません。
それでもキキを待ち続けましたが、最後は帰りました。
次の日、トンボとキキは再会しますが
トンボは怒らず、優しく接します。
キキは次第にトンボと仲良くなり、最後は飛行船から落ちそうになったトンボを助けました。
私が見た感じでは、トンボは心優しい少年だと思います^^
トンボはキキが見つけた街に暮らす男の子。大きな丸メガネとボーダーのシャツと自転車がトレードマーク。性格はやんちゃな男の子らしく元気で前向きでお調子者。
そして空を飛ぶことに対して異様なくらい憧れを抱いています。
キキが空を飛んでいる姿をみてキキに関心を持ちます。トンボは積極的にキキにアプローチするも、キキは聞く耳をもちません。
それでもめげずにアタックする所は、積極的なヨーロッパの男の子らしいなと思いました。
原作絵本3巻では…
おソノさんの娘が3歳になる
おソノさんの娘は、映画のエンディングに出てきます。
原作では3歳になり、新しく男の子も産まれます。
あとおソノさんの旦那の名前はフクオです。
キキがコリコの町にやってきて、はや3年になります。グーチョキパン屋のおソノさん娘ノノちゃんも3歳になりました。
さらにノノちゃんの弟も生まれてます。キキは、ちょっぴり"とんぼさん"を意識し始めています。
出典:新稀少堂日記
魔女のケケがやってくる
ある日、キキの住む街に魔女のケケがやってきます。
ケケは変わった性格ですが、キキは仕方なく受け入れます。
そして2人は仲良くなっていきます。
ケケの見た目が、「メアリと魔女の花」のメアリにそっくりw
キキの住む街コリコに突如、変わった女の子・ケケがやってきたことでキキは振り回されます。
行動の読めないケケにキキはやきもきしますが、共に時間を過ごすうちにお互いが分かり合えるようになっていきました。
出典:シアター
4巻では
トンボと遠距離恋愛をする
とんぼは遠くの学校に通い
キキと離れ離れになります。
しかしキキはトンボを諦めきれず
文通をすることに決めました。
三巻のラストでとんぼさんが遠くの町の学校に通うことになってしまい、キキの遠距離恋愛(遠距離片思い?)が始まりました
10代を終え、20代を迎えようとしているキキは
相変わらずとんぼさんとの遠距離恋愛に悩んでいます
空を飛ぶ力の低下やジジとの関係の変化などの困難も訪れますが
キキは少しずつ大人になり、気持ちも安定してきます
トンボは虫に夢中
トンボは、15歳の夏に科学的なハンググライダー飛行を行ったのを最後に、物理学から生物学に転換しています。
そして虫の生態・姿に興味をもち
昆虫の研究に没頭します。
ナウシカの世界に行けば、新種の虫が沢山いるので
トンボにピッタリです。【笑】
とんぼさんがいなくなって初めての夏休み、
キキはとんぼさんは当然コリコの町に
帰ってくるものだと思いこんでいました。
ところが相変わらず虫に夢中なトンボさん。
しかしとんぼさんからの手紙には
この夏は山ごもりするとうれしそうに書いてあったので、
キキはむくれてしまいます。
機嫌をそこねるキキでしたが、
時おり山から送ってくれる手紙を読む内に
考え方が少しずつですが変わっていきます。
5巻では
ドレスデザイナーとキキが熱愛?
キキは20歳になり
サヤオというドレスデザイナーと出会う
彼の作るドレスに感動したキキは、サヤオといい関係になる
サヤオとキキは熱愛関係になると思われたが…
結局キキは、トンボ一筋でサヤオを振ってしまう
大人になったキキの恋に急展開?
第五巻ではとうとうキキは十代を終え、はたちに。
しかし20歳を迎える直前、
キキの心は、何だかモヤモヤ、ざわざわしてきます。
トンボさんピンチ?
キキの前に現れたサヤオさんに心動く?
そんなタイミングに知り合うのが、
サヤオさんという青年。
サヤオさんは町のどの女の子もが憧れる、ドレスデザイナー。
魔女であるキキに興味を持ち、近付いてくる彼に、
最初は冷たくしていたキキですが、彼の作るドレスに感動。
それでも気持ちは揺れなかったキキ…ついに結婚へ。
最終的に、キキはサヤオさんに
「自分の結婚式にはドレスを作ってね」と依頼します。
キキの心は、「やっぱりトンボさんが好き」だったのです。
トンボの仕事
17歳の秋から21歳の春までの3年半、コリコの西のナルナの技術学校で生物学を専攻し、卒業後はコリコに戻り中学校の生物教師となる。
出典:Wikipedia
トンボと結婚する
キキは、トンボ一筋なので
最後はトンボと結婚する
どちらがプロポーズしたかが気になるが、トンボは虫しか興味がないので
おそらくキキだと思う。
5巻の最終章で、ついにトンボさんと結婚したキキ。
しかし原作ではプロポーズの場面とか結婚式とかの場面も一切なく、
たった4行で結婚のご報告があるだけでした。
キキの娘は、魔女になる
娘のニニは、1人前の魔女になるために旅立つ
それを見たキキは、当時の自分を思い出す
息子のトトも魔女に憧れており、修行するが
ほうきで空が飛べず、「男は魔女」になれないことを知る
その後、トトは魔女と同じような生き方を見つけるため旅立つ
魔女の宅急便の長女のニニは、自分の気持ちの整理が出来ずに魔女になろうか悩んでしまいます。一方のトトは薬草の世話や刈り入れに積極的な様子。
そして、その子供たちは、キキがコリコの街に出発した当時の年齢にまで成長し
キキは子どもたちの旅立ちを見送る立場となります
そして、キキの娘 ニニもまた魔女として修業の旅へ…
ジジは18匹の子供をもうけていた
ジジはキキの相棒で、後で喋れなくなります。
そこで気になるのは魔女猫のジジ。
実はジジも白猫と結婚して18匹の子どもを設けて幸せにたくましく暮らしているのでした。こんなサイドストーリーがあったのですね。
出典:シアター
ジジが喋れなくなった理由
ジジの声が聞こえなくなった理由は、ジジが変わったからではなく、キキが変わったからである。そもそもジジの声はもともとがキキ自身の声であって、キキの成長に合わせてジジの声が必要なくなってしまったのだ。
『魔女の宅急便』公開時の宮崎監督のトークショーで、なぜジジの言葉をキキは分からなくなってしまうのかという質問について、このように述べていました。
ジジが話さなくなったのではなく、変わったのはキキ自身だったというわけです。
今までキキはジジと会話をしていく過程で一人でいること、不安なことから気を紛らわせていたのかもしれません。
トンボを助けたり、恋をしたりと、成長するにつれキキ自身も強くなり、本当の意味で独り立ちが出来たという事かもしれませんね。
出典:シアター