呪いのCMソング
恋の記憶、止まらないで
主人公は売れない歌手。ある日、うたた寝をすると、不思議な夢を見る。
その夢は3人の少女が、森を歩く夢だった。そして美しい曲が流れる。
主人公はその曲を新曲として発表する。その結果、大ヒットした。
シンガーソングライターの 村瀬志保役:斉藤由貴はなかなかヒット曲を作ることができず、SNSでファンからも辛辣な言葉が届き、悩む日々を過ごします。
ある日、不思議なメロディーが流れる夢を見ます。そのメロディー気になってしょうがない斉藤由貴は夢の記憶をたどって「恋の記憶」という曲を完成させます。この「恋の記憶」が配信ランキングに載るなどヒット曲となります。
主人公は盗作してしまう
小学時代のビデオを見たら、CMが入っていた。そのCMの曲は、主人公の曲とほぼ同じ。
主人公は盗作に気づき、焦りだした。
順調な日々を過ごす中、自宅で一本のビデオテープを見つけます。それは自身が子供時代に「のど自慢大会」に出た回でした。懐かしい気持ちで観る斉藤由貴でしたが、その後のCMで流れた曲が、自分で作った「恋の記憶」と全く同じ曲だったのです。
「髪の長い女性」が自身で作った曲と全く同じ曲を歌っていることに「ウソ。。」と驚く斉藤由貴は、盗作してしまったことに気づいてしまいます。
このCMソングが気になってネットで調べてみると、とある「都市伝説」のサイトがヒットします。その「都市伝説サイト」によると、CMに出演した歌手が急死し、すぐに放送中止となった「呪いのCMソング」と判明。また、このCMはすぐにお蔵入りとなって、音源も映像も今は残っていないとも書かれていました。
この曲とらないで
家に戻るとテレビが勝手につく。
そしてCMの歌手が写りだした。CMの歌手は主人公を見つめ、「この曲とらないで」と歌う
自宅にて。テレビ画面にあの呪いのCMが映る。「こ・の・曲・と・らーないで」と聞こえた
出典:【世にも奇妙な物語2019秋/恋の記憶、止まらないで】のネタバレと感想!トリハダの笹野鈴々音がサプライズ登場の恐怖! | 【dorama9】
この女も曲をパクっていた
宮島は「ごめんなさいごめんなさい」と言い続ける。彼女も誰かから盗んだのだ。
出典:【世にも奇妙な物語2019秋/恋の記憶、止まらないで】のネタバレと感想!トリハダの笹野鈴々音がサプライズ登場の恐怖! | 【dorama9】
謎の女性が現れる
そして、次の瞬間でした。「恋の記憶」を最初に歌ったと思われる女性が「この曲取らないで、、私の曲よ」とフッと現れて斉藤由貴に告げるのです。
このシーンには、ゾワッとしました。
神隠しにあった少年
藪知らずの森
母親と息子は藪知らずの森を、訪れる。母親はタイムカプセルを探してた。
しかし目を離した隙に、息子が消えてしまう。
藪知らずは、元々神隠しが多い場所だった。実際に何人も神隠しに遭っている。
家庭を顧みない夫と離婚を考えていた遥子(吉田羊)は、息子・尚之を連れて実家に戻っていた。
そんな中、小学生時代に同級生たちと埋めたタイムカプセルを掘り起こすこととなり、遥子は尚之を連れて出かける。
タイムカプセルを掘り起こした後、遥子が子供の頃に遊んでいた森へと足を運んだ二人。
しかし、森にて尚之が行方不明になってしまう。
警察に届けをだし、連絡を受けた夫も駆けつけたが、尚之は見つからない‥。
ふと、遥子はタイムカプセルに入っていた小学生の頃、未来の自分に向けて書いた手紙を開けた。
すると中には、尚之がつけていたアニメのバッチと共に「尚之が迷子になっている」という過去の自分からの知らせが書いてある。
息子は過去に飛ばされる
尚之は遥子の小学生時代にワープしていた。
一方の尚之は、遥子とはぐれてから、森をさまよっていた所、小学生の少女に出会った。
それは小学生の遥子だった。
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手紙には「知らず森」に迷い込んだ尚之のことが書いてあり、元に戻るためには、尚之が消えた場所にて遥子が
「もういいかい、もういいかい」
と返事があるまで呼びかけなければいけない。
そして、尚之が両親が不仲で悲しんでいることも書かれていた。
遥子は夫と共に森に生き、手紙に書かれていた通り
「もういいかい、もういいかい」
と必死に語りかけた。
神隠しの正体をまとめると
一口に「神隠し」と言っても、行方不明者、迷子、家出、失踪、夜逃げ、誘拐、拉致、監禁、口減らし、殺害、事故により身動きが取れないなど、常識的なものに限っても要因は多岐にわたる。
神隠しには「遭いやすい気質」がある[1]といわれ、子供の場合は神経質な者や知的障害がある者[1]、女性の場合、産後の肥立ちが悪いなど[1]、精神的に不安定な時期に遭いやすかったとされる。
出典:Wikipedia
座敷童?それとも
イマキヨさん
地方都市の大学に通う高田和夫(松本潤)は、就職活動もうまくいかず、恋人の遠藤晴美(高橋真唯)にもフラれてしまうなど このところツイてない。
ある日、一人暮らしの自分の部屋に、真っ黒な頭巾を被った無精ひげのズングリした血色の悪い中年男(酒井敏也)が現れ、ポテトチップスを食べながらテレビを見ていた。
高田はすぐにおまわりさんを部屋に連れてくるが、おまわりさんには男の姿が見えないという。
それどころか、その男が黒い頭巾をかぶってると聞くと手を合わせて拝み、「とり憑かれたって人を見たのは初めてだ。じゃあ頑張って」と帰ってしまった。
翌日。学食で地元出身の友人・吉井等(北村栄基)に相談したところ、それはこの地方に伝わる「イマキヨさん」という座敷わらしのようなもので、一人暮らしの人間にとり憑いて幸せをよぶという。
半信半疑の高田に、吉井はさらにイマキヨさんと暮らすのに守らなければならない4つのルールを教える。
「1つ目、イマキヨさんを無理矢理追い出さない」
「2つ目、イマキヨさんを傷つけない」
「3つ目、イマキヨさんの前で引っ越しの話をしない」
「4つ目、イマキヨさんに謝らない。破ったら大変なことになるらしいぞ」
「なんだよ、大変なことって」
「俺も知らない。今度ばあちゃんに聞いてくる」
イマキヨさんが2人に増える
部屋に帰った和夫は、話しかけたりポテチをあげたりしてイマキヨさんのご機嫌をうかがう。
「単刀直入に言います。まずは内定ください!俺を幸せにしてください!」
イマキヨさんに願掛けした直後、以前面接を受けた会社から電話が かかってきた。
「はい、高田です!はい。…あっ…そうですか…いえ、はい、はい、…失礼します」
どうやらダメだったようだ。するとイマキヨさんは表情こそ変わらないものの、高田を馬鹿にしたように肩をすくめて鼻で笑った。
その態度にキレた高田はイマキヨさんを外に追い出した。
そして高田が部屋に戻ると、イマキヨさんは2人に増えていた。
高田はイマキヨさんのルールを紙に貼り出す。
2人になったイマキヨさんはオセロで遊び始める。高田は思わず片方のイマキヨさんに肩入れしてしまい、対戦相手のイマキヨさんは落ち込んでしまった。
結果傷つけてしまったらしく、イマキヨさんは4人に増えてしまい、卓を囲んで麻雀牌を混ぜている。(麻雀のルールがわからないので混ぜ続けるだけ)
後日。高田が面接から部屋に帰る。イマキヨさんたちは牌を混ぜ続けている。
すると、晴美が部屋を訪れてきた。
「そのブレスレット、まだしてくれてるんだ」
「ん…気に入ってるし」
ヨリを戻したいという晴美に高田は内心で喜ぶ。
そして晴美は高田の内定が決まったら一緒に住まないかと持ちかける。
だが「ここだと手狭だから引っ越そう」という晴美に同意する形で、3つ目のルールも破ってしまった。
慌てて晴美を追い返す高田だが、イマキヨさんは4人のまま増えず、麻雀牌を混ぜていた。
翌日。高田は面接に向かったが、4人のイマキヨさんが面接会場で待ち構えていた。たまらず逃げ出す高田だが、イマキヨさんはその数をどんどん増やし、牌を混ぜる手つきをしながら高田を追い詰めていく。
完全に取り囲まれてしまった高田。
「もう追い出したりしない!ヒドイことも言わない!今までごめん!許してくれ!」と土下座して、最後のルールも破ってしまった。
これまで無表情だったイマキヨさんが、一斉に笑顔になっていく。
そしてどんどん高田に近づいていき…
イマキヨさんに謝ると
その人が新しいイマキヨさんになる
大学の教室で、吉井は友人にイマキヨさんのルールの話をする。
「ばあちゃんが言うには、追い出したり傷つけたりすると、増えちゃうんだって」
「引っ越しの話をするとね、離れたくないってつきまとっちゃうらしいよ」
「謝るとね…」
晴美が部屋に帰ると、黒い頭巾の男が、1人テレビを見ていた。
男の腕にはブレスレットが光っている。
「謝ると、その人が新しいイマキヨさんにされちゃうんだって」
夢に現れる謎の男
ディスマン
毎晩、悪夢にうなされながらも、どんな夢を見たのかまるで覚えていない女子大生のミドリ(中条あやみ)は大学の授業で教授(村上新悟)から、悪夢には人間に対するメッセージが隠されているのかもしれないと教わります。
出典:【世にも奇妙な物語 2017 春】夢男のネタバレあらすじと感想「This Manが玄田哲章で中条あやみはミドリでツイート」
夢の中に
ディスマンが現れる
翌朝、ミドリ(中条あやみ)の投稿は大反響で、次々に「この男を夢で見た。」とツイートがあり、なぜかこの夢男の夢を見ると、手に赤いものを巻きたくなるという投稿も増え、大学に着くと、周りの友達も手に赤いものを巻いていて、夢男を見たという話で持ちきりになってしまいます。
その後、最初に夢男をツイートしたということで、テレビで取材までされたミドリ(中条あやみ)は授業で習った「夢には何か重要なメッセージがあり、夢男は私達に何かを伝えようとしているのかもしれません。」と答えます。
すると同級生のマナブがミドリ(中条あやみ)に「デマや噂が人間を一番パニックに陥れるから、これ以上騒ぎ立てない方がいい。」と忠告しますが、ミドリ(中条あやみ)はデマではなく実際に見た上に、多くの人が夢男を見たことから、忠告を無視してしまします。
そして夢男のことは世界中に広まり、夢男について語ったものがテレビで放送され、いつも満たされないと思っていたミドリ(中条あやみ)は満足感を得るのでした。
出典:【世にも奇妙な物語 2017 春】夢男のネタバレあらすじと感想「This Manが玄田哲章で中条あやみはミドリでツイート」
多くの人が夢男を目撃する
さらにアメリカ政府が同時多発的な夢男現象を本格的に調査するということまで決まりました。
翌日、ミドリ(中条あやみ)は大学に通うため、バスに乗っていると、突然、バスが止まり、運転手がこの近くで暴動が起きていることを告げると「夢男が来る。あいつは実在する。あいつに捕まったら終わりだ。だからバスに乗せてくれ!」と多くの人達がバスの中に殺到し、バスから追い出されたミドリ(中条あやみ)は、その場にいた教授(村上新悟)に連れられ、大学に向かいます。
教授(村上新悟)はミドリ(中条あやみ)に「これは人類が滅亡する前触れなのかもしれません。生命が絶滅する時、等しく同じ意識に囚われると言います。もう人間は限界かもしれません。夢男は世界を終わらせようとする悪夢そのものですよ!
そもそも君自身が求めた恐怖が具現化したものじゃないですか?」と言うと、ミドリ(中条あやみ)は実際には夢男なんて見てなくて、イタズラで書いただけだと白状してしまいます。
それを聞いた教授(村上新悟)は、もし本当のことを言えばミドリ(中条あやみ)のせいでパニックが起こってしまったことになるので、黙っていた方がいいと告げ、解決策がないかを考えることになりました。
その後も、世界中で夢男パニックが広がり、夢男の存在を信じない同級生のマナブは「こんなのただの集団ヒステリーだ!」と言うと、ユカリ(唐田えりか)は「昨日、夢男に襲われた。」と腕の傷を見せ、夢男から逃げるように走り出し、大学の窓から飛び降りてしまいます。
それからも、夢男の騒動が広がり続け、ユカリ(唐田えりか)の葬式で、耐えきれなくなったミドリ(中条あやみ)は参列者の前で、夢男を見たのが嘘だったことを告白すると、今まで夢男を信じていなかったマナブが「思い込みなんかじゃないよ!
みんなが見たというなら、それが現実だ。苦しかったんだよ!夢男を認めない自分が、でも受け入れたらすごく楽になった。もしかしたら彼は救世主かもしれない。ミドリちゃんも早く認めた方がいい。」と言い出してしまいます。
さらに教授(村上新悟)は「最高だ!この時を待っていたんだよ!こんなどうしようもない世界ならいっそ夢男に塗り替えてもらった方がいい!みんなそれを望んでる。」と言うと、ミドリ(中条あやみ)は全員から、夢男を認めるように言われてしまうのでした。
主人公の前に現れる
耐えきれなくなったミドリ(中条あやみ)は葬式から逃げ出すと、外では街が廃墟化し、人々はお互いに傷つけ合いをしていて、その様子を見たミドリ(中条あやみ)が茫然としていると、いきなり夢男が現れ、逃げたミドリ(中条あやみ)が警察に助けを求めると、警察の顔も夢男になっていました。
そこで目を覚ましたミドリ(中条あやみ)は今までのことが夢だとわかり、母親(筒井真理子)にそのことを話すと、母親(筒井真理子)の顔が夢男になっていて「怖いって認めなさい。」と迫ってきてしまいます。
これが夢なら死なないと思ったミドリ(中条あやみ)はマンションから飛び降りると、夢から覚めないことに気付き、一命をとりとめた(中条あやみ)は入院先で目を覚まします。
出典:【世にも奇妙な物語 2017 春】夢男のネタバレあらすじと感想「This Manが玄田哲章で中条あやみはミドリでツイート」