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▼2022年3月16日 

福島県沖地震により東北新幹線「やまびこ223号」の運用に入っていたH5系+E6系連結の17両編成が脱線

福島県沖地震で脱線し…

2022年3月16日に発生した福島県沖地震において東北新幹線「やまびこ223号」の運用に入っていたH5系(H2編成)+E6系(Z9編成)連結の17両編成が福島駅 - 白石蔵王駅間の宮城県白石市内で営業運転中に脱線・被災した。脱線したH5系においては運転席周囲の車体に皺などが入り、台車の部品や床下など被害を受けた。

出典:新幹線E5系・H5系電車 - Wikipedia

▼脱線現場では全線での運転再開に向けて懸命な復旧作業が行われていた

福島県沖地震で脱線し…

福島県沖地震で脱線し…

福島県沖地震で脱線し…

▼脱線したH5系とE6系は仙台駅に収容され、その後新幹線総合車両センターに移動された

一部車両を仙台駅に収…

一部車両を仙台駅に収容 地震で脱線の東北新幹線

出典元:YouTube

全線再開は20日前後…

全線再開は20日前後の見通し 東北新幹線脱線車両 仙台駅に【モ-サテ】(2022年3月31日)

出典元:YouTube

▼脱線した新幹線の車両はどうなるのか? JR北海道はH5系H2編成の廃車を決断

福島県沖地震で脱線し…

JR北海道は8日、今年3月東北で起きた最大震度6強の地震で脱線した新幹線車両を、廃車にすることを明らかにしました。

 廃車となるのはJR北海道が所有するH5系車両の1編成10両です。3月16日、福島県内の東北新幹線で「やまびこ」として営業運転中に、10両全てが脱線しました。

 JR北海道は、JR東日本と合同で仙台近郊にある車両基地で詳しい調査をしていました。その結果、車体に歪みが生じ床下やモーター部分が破損するなど大きな損傷が複数あることが分かり、JR北海道は「高速走行に耐えられない」として、2021年度の決算で14億円の特別損失を計上していました。

 8日の定例会見でJR北海道の島田修社長は「最終的な調査確認を行い営業車両としては使えないという判断をした」とコメントしました。これに代わる新幹線車両について、JR北海道は「直ちに運用に支障が生じるものではない。新造については未定」としています。

出典:JR北海道 地震で脱線した新幹線車両を廃車に H5系10車両に大きな損傷「高速走行に耐えられない」(HTB北海道ニュース) - Yahoo!ニュース

「高速走行に耐えられ…

「高速走行に耐えられない」…今年3月の地震で脱線の新幹線車両が廃車に

出典元:YouTube

▼JR北海道のH5系H2編成は2014年11月8日製造 わずか6年程度の活躍で廃車となる

福島県沖地震で脱線し…

編成名 H2
会社 JR北海道
形式 H5系 [ 函ハシ 編成表 ]
車両基地 函ハシ [ H5系 編成表 ]
編成車両数 10両編成
編成期間 2014/11 〜
主な運行路線 北海道新幹線 / 東北新幹線

出典:H5系新幹線 H2編成 (函館新幹線総合車両所) 徹底ガイド | レイルラボ(RailLab)

編成番号 製造 新製日 参考
H1 川崎重工 14.11.1 慣性正矢軌道検測装置搭載
H2 日立 14.11.8 福島県沖地震当該、廃車予定
H3 川崎重工 15.5.23
H4 川崎重工 15.8.3

出典:函館新幹線総合車両所H5系編成表 - JR編成表、配置表

▼H5系は東北新幹線内では最高速度320km/hで走行する 安全のためには仕方ない・・・・ネット民の反応

福島県沖地震で脱線し…

一両平均45トンもの車体、たとえ停車状態でも、レールから枕木に落下した時点で床板などには歪みや反りが出てるだろうな。鉄道車両は常に平滑なレールの上に乗っかって居るのが前提だから自動車みたいなサスペンションが有る訳では無いし。

このまま300km/h以上の高速で走らせればブレが発生したりして脱線や横転の原因にもなるし、修理しても製造時のバランスが戻せるかも分からないからな。

長野の水害でお釈迦になった東西の7系同様、平時では起きない自然災害に遭った新幹線車両は、万全を期して造り直すしか無いんだよな。

出典:「高速走行に耐えられない」…今年3月の地震で脱線の新幹線車両が廃車に(HTB北海道ニュース)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース

まだ車齢もそんな経っていないし、勿体無い気もするが、安全性を考えれば致し方ないのかなぁ。でも、あんだけの激しい揺れに襲われながらも、乗客の命を守ったこの車両の功績はとても大きいと思いますし、日本の鉄道の安全性の高さに改めて感動しました。本当にお疲れさまでした。

出典:「高速走行に耐えられない」…今年3月の地震で脱線の新幹線車両が廃車に(HTB北海道ニュース)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース

復旧後の不具合を懸念だし、脱線の車体のダメージも予想され、廃車は、高速走行の安全性を考えてもやむを得ない。
最終的には代替車両新製が最善だろう。長い目で見て、意味合いが違うかもだが「損して得取れ」だろうか。
または、他社の東日本管内で被災なため、東日本車E5系1編成を、北海道に譲渡して事実上の返却とするか。

出典:「高速走行に耐えられない」…今年3月の地震で脱線の新幹線車両が廃車に(HTB北海道ニュース)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース

今回の被害にあった仙台行き定期最終やまびこと仙台発下りの始発はやぶさには、H5系がデビューしてからずっとこの列車に使われていた。
ラベンダー色の帯が映えるこの車両は、元仙台市民としては乗る機会もそれなりにあった馴染みの車両でもある。
E5系よりもH5系の方に先に廃車が出るとは思いもしなかった。

出典:「高速走行に耐えられない」…今年3月の地震で脱線の新幹線車両が廃車に(HTB北海道ニュース)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース

普通車のクルマと新幹線車両ってどのくらい違うんだろう?車の場合は力がかかるメインフレームに歪みが生じれば事故車となり、1ミリの狂いもなく直したところで、一度歪んで治したところは、金属の性質上元の強度は出なくなり、事故にあったら元々の設計の応力吸収はできないし、足回りの場所ならサスペンションや足回りの動きも元通りとはいかなくなる。さらにアルミボディのアウディ(A6以下)ならアルミの性質上、靭性(柔らかさ)はないのでフレームの歪みはほぼ修復不可能で新車買い替え特約の保険はマストである。高速走行の新幹線なら車台が歪んだら再使用はやめた方がいいだろう。普通に考えて。

出典:「高速走行に耐えられない」…今年3月の地震で脱線の新幹線車両が廃車に(HTB北海道ニュース)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース

速度重視の軽量化されていて車体の剛性が0系などに比べて格段に弱く製造しているだろうから、少しのゆがみ、歪でも、高速走行には相当支障が出る。

やむを得ない損失だ。今後は地震保険があれば入っておくのがいいだろう。

車体はダメでも、流用できる部品はするとは思うが、できないものは、マニア向けに切り売りすれば多少の稼ぎにはなる。
産業廃棄物にあたるのだろうが、無駄に廃棄するのではなく生かすことも考えるべきだろう。

出典:「高速走行に耐えられない」…今年3月の地震で脱線の新幹線車両が廃車に(HTB北海道ニュース)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース

安全には代えられない。
しかしながら、こんな最新モデルをただ廃車にするのでは芸がない。最新モデルを展示したりする用途に転用して、第二の人生を歩ませてやってほしい。
最新モデルの不動車なんて、滅多なことでは出ないから、きっと需要があると思う。

出典:「高速走行に耐えられない」…今年3月の地震で脱線の新幹線車両が廃車に(HTB北海道ニュース)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース

▼一方のJR東日本のE6系Z9編成も廃車が濃厚か?

【Z9編成も廃車濃厚…

【Z9編成も廃車濃厚か】E6系Z9編成が新幹線総合車両センターの留置線へ

出典元:YouTube

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