▼2021年9月14日 3人死傷の猪苗代湖ボート事故 業過致死傷容疑で土木会社社長、佐藤剛容疑者を逮捕
福島県会津若松市の猪苗代湖・中田浜沖で2020年9月、遊泳中の4人がプレジャーボートに巻き込まれ、千葉県野田市の小学3年、豊田瑛大(えいた)さん(当時8歳)ら3人が死傷した事故で、福島県警捜査1課は14日、東京都中央区勝どき1、土木会社社長、佐藤剛容疑者(44)を業務上過失致死傷容疑で逮捕した。佐藤容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。
この事故は、20年9月6日の昼前、男児の家族ら4人が湖上でライフジャケットを着て、父親の水上バイクに引っ張ってもらう順番待ちをしていたところ、通りがかったプレジャーボートに衝突された。男児以外も、母親ら2人が重傷を負っている。
出典:猪苗代湖ボート死傷事故、「逃走」していた可能性も浮上 量刑に影響は?若狭勝弁護士に聞く(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
▼瑛大くんの母親は一命はとりとめたが両足を切断し、今は義足の生活を送る
瑛大くんの母親は一命はとりとめたが両足を切断し、今は義足の生活を送る。
出典:8歳息子は命を落とし母は両足を…猪苗代湖ボート事故から一年 44歳会社役員の男を逮捕<福島県> (福島テレビ) - Yahoo!ニュース
▼逮捕に至るまでの経緯は?
警察では、事故が起きた当日にも逮捕された佐藤容疑者や同乗していた関係者から話を聞いていたが、全員が口をそろえて「気づかなかった」などと否認していた。
捜査関係者によると、道路上の交通事故とは違い、水上では物証が残りにくく、巻き込まれたとみられるボートのスクリューにも遺留品が残っていなかったことで、捜査は難航していた。
そのため警察では、複数台のボートがスピードを出して走り去ったという情報から、可能性のあるボートなどを押収。
特定を進めるとともに、瑛大くんの家族や目撃者などから事情を聴き、証言を積み重ね佐藤容疑者のボートが4人を轢いたと特定した。
県警によると、ボートは佐藤容疑者の所有で、事故後に県警が押収した。当時、現場付近には複数のボートが航行していたが、目撃者の証言などから佐藤容疑者のボートが事故を起こした疑いが浮上した。衝突時は徐行速度ではなかったといい、県警は安全確認の義務を怠ったとみている。
▼なぜ逮捕まで1年間かかったのか?
@takigare3 犯人の特定、車のひき逃げより
容易にみつかりそうなのに時間がかかったんですね、、。惨い事件ですね、、
@azel0210 @takigare3 水の中の事故だと血痕や破片などの証拠が残りづらいので陸よりはるかに捜査が難しいそうです。
▼佐藤剛容疑者の船の同乗者が航行中に撮影した動画が逮捕の決め手か
福島県会津若松市の猪苗代湖で昨年9月、プレジャーボートに突っ込まれた8歳男児が死亡、2人が重傷を負った事故で、業務上過失致死傷の疑いで県警に逮捕された会社役員佐藤剛容疑者(44)の船の同乗者が航行中に撮影した動画に、異変に気付いて「やばい」などと慌てる関係者の声が記録されていたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。動画には船がそのまま去って行く様子が写っていたという。
その後、事故当時の様子も報じられ、共同通信の16日付記事などによると、船の複数の同乗者がスマホで事件前後の動画を撮っており、異変に気付いて関係者が「やばい」などと漏らす声が記録されていたという。
出典:猪苗代湖ボート死傷事故、「逃走」していた可能性も浮上 量刑に影響は?若狭勝弁護士に聞く(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
8歳死亡ボート事故 新映像 当時の現場に容疑者の姿 事故から1年後に逮捕
出典元:YouTube
▼操縦していた佐藤容疑者は同乗していた約10人に「何も無かったよな」などと口止めしていたことも判明
操縦していた佐藤容疑者は同乗していた約10人に「何も無かったよな」などと口止めしていたことも判明。県警は事故を認識した上で隠蔽を図った可能性があるとみて調べている。
▼1年前の爆サイには既に情報が書き込まれていた
@takigare3 ちなみに爆サイでは一年前に既に名前出ててボート乗ってる時、何かにぶつかったけど同乗者脅迫してダンマリさせてた。ちなみにキャバ嬢と社員。その動画が決めて。内輪漏れの可能性大
▼佐藤剛容疑者のお仲間も大概だった模様
なにかと話題のak-69とプレジャーボートで8歳の男の子を轢き殺した佐藤剛と愉快な仲間たち
佐藤とさんざんつるんでた奴らが一斉にブロックしてたw
金だけの繋がりなんてそんなもんよ https://t.co/w0eqp8hI5T
▼しかしその後、利用者などに周知されていた湖面のゾーン分けの図面が誤っていたことが判明してしまう
マリーナに出入りする船は、特に指定がないゾーンを通過する場合でも、沖合の「船舶航行区域」までの間は徐行することが求められます。
事故が起きたのは、沖合200メートルから300メートルの地点で、当初、沖合300メートルに「船舶航行区域」の境界線が設定されているとされたため、衝突した場所は徐行を求められるゾーンだった可能性があると指摘されていました。
しかしその後、警察の捜査や運輸安全委員会の調査が進む中で、利用者などに周知されていた湖面のゾーン分けの図面が誤っていたことがわかりました。
実際には、境界線が沖合150メートルに設定されていたため、警察は、事故が起きたのは、徐行が求められるゾーンではなく「船舶航行区域」だったとしています。
境界線より岸に近いゾーンは、遊泳もボートなどの航行もできない「利用禁止区域」だったということで、今年6月には周知されている図面が訂正されました。
▼逮捕まで1年・・・・その1年の間も佐藤剛容疑者の豪遊は続いた
8歳少年が亡くなり母親が両足切断した福島 猪苗代湖の大型ボート轢き逃げ事件、事件から1年後に容疑者特定&逮捕https://t.co/twpkQ44z8C
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会社役員・佐藤剛容疑者(44)のインスタ垢も特定
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ランボルギーニを乗り回し超高級料亭で食事する毎日、あまりの豪遊っぷりが話題に
https://t.co/9vgDJl0nHI https://t.co/R93GEbBUYI
轢き逃げしたのは2020年9月6日
その数週間後には美味しそうなカニの写真をアップしています https://t.co/Ft4H3IOWUa
香月しん👑VTuber準備中@フォロバ🎀10/5誕生日🎉@Syn_VTuber
@takigare3 約1年間、何事もない顔でインスタで投稿してるの怖いですね…
▼佐藤被告は地元、福島で人材を派遣して、工事現場の足場を組む会社『佐藤剛建』を経営していたが・・・・
佐藤被告は地元、福島で人材を派遣して、工事現場の足場を組む会社『佐藤剛建』を経営していた。現場の従業員の自殺を笑い飛ばし、葬儀にも出席しないといったことがあり、以前より、多くの社員がそんな社長の態度や経営方針に不満をもっていたという。佐藤被告の逮捕後は、退職を希望する社員が続出しているようだ。現役社員のAさんは現在の職場の様子をこう語る。
「うちは社員20名ほどの会社です。社長が逮捕された3日後には、社長の父親が代表取締役になり、それ以降何も説明がない。当然、仕事がどんどんキャンセルになっています。実際に僕も急に担当の案件がなくなりました。僕らは孫請けの立場なんですが、元請けがうちへの発注を嫌がっているようです。このままでは倒産してしまいそうです」
▼佐藤被告が経営していた『佐藤剛建』は典型的なブラック企業だった
佐藤被告はセレブな生活を送っていたが、一方で社員に対しては不当な扱いを繰り返していた。元社員のBさんはとくに外国人労働者への扱いがひどかったと明かす。
「佐藤剛建にはミャンマー支店があります。そこから20名ほどの技能実習生が来ていましたが、コンビニよりも日当が安いと嘆いて、皆、辞めていきました。休日にも無賃労働させられていて、本当にかわいそうでした。仕事は私らに任せっきり。社長はほとんどを東京で過ごして、贅沢三昧(ざんまい)の生活をしていたんです。社長のSNSを見るたびに悔しい気持ちになりました。自分と自分のお金が一番大事な人なんです」
▼重大事故を起こした後でも反省の色なし
カメラに向かって満面の笑みでピース。船首をバウンドさせながら、時速100㎞超で湖面を航行するプレジャーボートを操縦するのは、佐藤剛(つよし)被告(44)だ。驚くべきなのは、この写真(下)が撮影されたのが、被告が重大事故を起こした後の今年7月ということである。
佐藤被告は、事故を起こした船が押収された後、猪苗代湖にあった他の船を琵琶湖(滋賀県)へ移し、時速100㎞超えでプレジャーボートを爆走させていたのだ。