■街をおしゃれに着飾ってくれる秋の紅葉
明治神宮外苑 t.co/E9NyjyBoAH
ここのイチョウ並木は手入れが行き届いててめっちゃキレイ(*´-`)
もうしばらくすると黄金色に輝きます☆
■しかし毎年悩まされる銀杏の臭い…
東京も秋の真っ只中、今夜の官邸国会前は、潰れた銀杏の独特のニオイが充満していた。嫌いな人は多いのかもしれない。だが、永田町、官邸、国会からは、以前から独特の「腐った臭い」がしていると感じているのは私だけではないだろう。9月26日 t.co/xRTXunnstY
さすがジャーナリストらしいツイート
全国で着実に始まっている…
前夜からの強い風雨が吹き抜けた25日
横浜市中区の日本大通りにはあちこちに強風の置き土産のギンナンの実が散乱し、独特のにおいを放っていた
出典:http://www.kanaloco.jp/article/78148/cms_id/103344
うわぁぁぁぁぁ
■イチョウの木の実=ぎんなん
漢字表記の「銀杏」は、「イチョウ」とも「ぎんなん」とも読めるので少し紛らわしいです。
日本語ではイチョウの実を指して「ぎんなん」と呼ぶ
○そして実がなるのは♀のイチョウだけ
植物はほとんどが両性で、個体が片方の性しかないものはアオキ、イチョウ、マタタビ、キウイ、サンショウ、クワなどです。(オスの木とメスの木がある)
イチョウの木は手間が掛からないし風情もあるので街路樹には最適なのですが、あの臭いはマイナスなので街路樹に使われるイチョウの木は全て雄株で統一している場所もあるくらいです。
イチョウの木には雄株と雌株があり、実がなるのは雌株だけみたいです。
■悪臭を放つ理由は食べられないための防衛反応らしい
銀杏のにおいの正体は、外果皮に含まれる「酪酸」と「ヘプタン酸」です。両方とも「不快なにおい」と言われる成分。
低脂肪酸の分解が進むと(つまり腐ると)、「酪酸(らくさん)」という臭い酸が発生します。これは、バターやチーズにも含まれています。
出典:九州熊本拠点、全国出張対応のおもしろ科学実験教室・サイエンスショー[九州サイエンスラボ]:銀杏がうんこ臭い理由(笑)
実は、哺乳類の大腸などでも発酵の結果、酪酸が発生します。
出典:九州熊本拠点、全国出張対応のおもしろ科学実験教室・サイエンスショー[九州サイエンスラボ]:銀杏がうんこ臭い理由(笑)
つまり本物のウ○コも酪酸が含まれています。銀杏の臭いと原理は同じなんですね。
ヘプタン酸は、腐敗物のような悪臭を持つ油状液体で、腐った油のにおいの成分の一部
ヘプタン酸は「足の臭いの原因」でもある
■バッグなどについてしまった臭いは、重曹を使えば落とせる
使用するのは重曹です。まず、洗いたいバッグが入る桶を用意します。大きいバッグならバスタブに
バッグをいれたら全体に重曹をかなりの量を振りかけて下さい。振りかけ終わったら3時間そのままにします。その後バッグが浸るくらい水をいれて、また3時間放置します。
出典:http://dailyinfo-catch.com/archives/760.html
後は乾かせばOK。当然水洗いできるバックに限られるので注意
重曹は足の臭いも落とせます。臭いが気になるなら重曹入りの足湯でのんびりしましょう。
■道端に落ちてる銀杏を拾って持ち帰り、調理する猛者も
○手間がかかるが味は格別らしい!
青臭いゼリービーンズのような独特の食感が日本人にはたまらない味だ。ちなみにこれをかき揚げにしたものが絶品。
出典:http://chikyu-no-cocolo.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-1408.html/4
お酒のおつまみとかによさそう!
■ただ食べすぎには注意!気をつけたい銀杏中毒
イチョウの種子である銀杏(ぎんなん)を多食すると、まれに食中毒を起こすことがあります。重篤な場合、強直性及び間代性痙攣を伴い、意識を失うこともあります。死亡例も報告されています
出典:http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~wadakg/keyword/ginkgofoodp.html
MPNはビタミン6に良く似ているため、脳内でビタミン6の働きを妨げてしまい、神経伝達物質がきちんと代謝できなくなるそうです。
出典:ギンナンの食べ過ぎ注意報〜子供には死の危険も!!! | 話題の森
※MPN=チルビリドキシ。銀杏に含まれている成分
○特に子供は注意が必要
大人は肝臓にMPNを解毒する酵素がありますが、小児は解毒能力がまだ発達していないためギンナン中毒になりやすいのです。
「10歳以下の子どもにはギンナンを食べさせない」 ことが大切で、少なくとも5粒以上は食べさせてはなりません。
○もし銀杏中毒にかかってしまったら…
治療は全身管理と対処療法が主体となりますが、痙攣に対しては、ビタミンB6の活性を持つ、PLPという物質の注射が有効とされています。