▼全米オープン準優勝!
錦織圭選手は9月8日、全米オープン決勝でマリン・チリッチ選手(クロアチア)に破れて準優勝となった。
出典:錦織圭、準優勝の立役者マイケル・チャン氏 家族でサポート「娘が圭を笑顔にしている」【全米オープン】 | ハフポスト
アジア勢初制覇の歴史的快挙はならなかった。
錦織は試合後、「(四大大会での)初めての決勝ということで、緊張して少し硬くなってしまった」と明かし、「集中しようとしたけど、足りなかった」とコメント。
「これまでで最も内容の悪い試合のひとつになってしまった」と悔やんだ。
⊿チリッチは強かった
強力なサーブで錦織を圧倒したチリッチは、「人生最高のテニスができ、それを楽しむことができた」と喜びを口にし、「夢がかなった。ハードワークが報われることを示せた」と話した。
<span style="font-size: small;">出典 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0H403V20140909</span>
錦織がサービスエース2本だったのに対し、チリッチは17本のサービスエースを記録
錦織はサービスブレークのチャンスが9回あったものの、成功したのはわずか1回。チリッチは11回中5回に成功
錦織が打ったウィナーの数は19本。チリッチの38本を大きく下回った。
⊿それでも日本人の力を存分に示してくれた
「負けたのはすごく悔しいけど、(四大大会での)初の決勝進出はとてもうれしい」とし、「とても楽しい2週間だった。来年も戻ってきたい」と次を見据えた。
「ポテンシャルを示すことができたと思う。もう勝てない相手はいない」と自信を表した。
▼なぜテニスの試合は地上波で放送されないの?
テニスの4大大会
全豪オープン(1月)
全仏オープン(5月 - 6月)
全英オープン(ウィンブルドン)(6月 - 7月)
全米オープン(8月 - 9月)
4大大会を総じてグランドスラムという。四大大会を1年間ですべて優勝することを年間グランドスラムという。
全豪オープンテニス、全仏オープンテニス、全米オープンテニスをテレビで見ようとした場合、選択肢は有料放送しか見る方法が無い
今回の全米オープンもwowwowの独占放送でした。
※決勝戦だけNHKで録画中継がありました。
ウィンブルドンは唯一と言って良い「地上波」での放送でも楽しめます。地上波で放送しているのは、「NHK」です
NHKでは総合テレビで、大体深夜の24時台~4時15分くらいにかけて放送されます。男女決勝については、22時台から放送されます。
男女決勝は、生放送されるのですが、それ以外の日の試合は、基本的に録画放送です。
⊿テニスは試合時間が長すぎる…
グランドスラムの男子シングルスは5セットマッチ方式(3セットを先に取ったほうが勝ち)が採用されている。
出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140905-00000010-pseven-spo
4ポイント先取で1ゲーム、それを6ゲーム奪ってようやく1セット。1セットに要する平均時間が30~40分、長いと1時間もかかるため、延々と試合が続くことになる
出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140905-00000010-pseven-spo
4大トーナメントともなると実力が拮抗した選手同士が激しいラリーの応酬を繰り広げるため、試合時間は長くなりがち
出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140905-00000010-pseven-spo
錦織選手はアメリカのメディアから「マラソン・マン」と呼ばれているそうです。
錦織もラオニッチ戦でフルセットまでもつれ込む接戦を制したため、終わってみれば時間は午前2時26分、試合時間は4時間19分にも及び今大会最長タイの記録を作ってしまった。中1日置いて臨んだワウリンカ戦でも4時間15分と、粘り勝ちの展開
出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140905-00000010-pseven-spo
⊿そして終了時間が予想しづらい
過去を振り返れば、2010年に行われたウィンブルドン選手権の男子シングルス1回戦、ジョン・イスナー(米国)VSニコラ・マユ(フランス)では、日没中断を挟んで3日にわたり計11時間5分とテニス史上最長試合となり語り継がれている。
出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140905-00000010-pseven-spo
ゲーム数がヤバイw
▼試合時間を短縮するためにルール変更求める意見も
「男子でも3セットマッチでいいのでは?」との声も
出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140905-00000010-pseven-spo
見る立場で言えば、5セットマッチで4時間、5時間、じっと座って見ているのは大変です。やはり観客あってのスポーツですから、エンターテインメントとして、またスポーツビジネスとして見た時には、あまり試合が長くなりすぎるのは問題
出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140905-00000010-pseven-spo
サッカーなどと違って試合時間が読めないからテレビの中継枠にも入れづらいことなども考えると、もう少し時間短縮のルール変更は必要
出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140905-00000010-pseven-spo
⊿しかしルール変更は容易ではない
グランドスラムの男子が3セットマッチでいいかとなると、これもまた問題
出典:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/tennis/all/2013/columndtl/201211070001-spnavi
5セットマッチだからこそ、心技体すべての総合力の戦いになるのです。
出典:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/tennis/all/2013/columndtl/201211070001-spnavi
テニスはアップセット(番狂わせ)の少ない競技です。ところが3セットマッチになると、勢いで押し切られる部分もあるので、トップシードがバタバタと負けることが増えるでしょう。
出典:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/tennis/all/2013/columndtl/201211070001-spnavi
真のチャンピオンを決めるには、やはり5セットマッチが適しています。
出典:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/tennis/all/2013/columndtl/201211070001-spnavi
男子プロテニス協会(ATP)の国際会議では、時間短縮のやり方が議論されたり、ネットを高くしようなど、いろいろな話し合いが行われてきましたが、歴史ある協会ゆえに保守派も多く、1つのルールを変えるのも容易なことではありません
出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140905-00000010-pseven-spo
選手には気の毒だが、しばらくは長丁場の“死闘”を見届けるしかなさそうだ。
出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140905-00000010-pseven-spo