■カナダに実在した野球チームの軌跡を描いた映画「バンクーバーの朝日」
12月20日(土)から公開される映画「バンクーバーの朝日」
1914~41年、戦前のカナダで活躍し、2003年にカナダ野球殿堂入りを果たした日系移民の野球チーム「バンクーバー朝日」の実話を、「舟を編む」の石井裕也監督が妻夫木聡を主演に迎えて映画化
差別や貧困と戦いながらフェアプレー精神を貫き、日系移民に誇りと勇気を与えるとともに、白人社会からも絶大な人気を得た伝説のチームの軌跡
出典:妻夫木聡「バンクーバーの朝日」主演で石井裕也監督と再タッグ!亀梨和也らと日系移民に : 映画ニュース - 映画.com
■野球映画ということもあり、俳優陣は野球経験者が中心となった
出演には亀梨和也、勝地 涼、上地雄輔、池松壮亮ら、錚々たる野球経験者が集結した
出典:http://l-tike.com/d1/AA02G03F1.do?DBNID=3&ALCD=1&PGCD=225517
亀梨和也
エースピッチャー・ロイ永西役
幼少時代から野球のセンスが抜群で、小学生の頃は毎日ボールを投げていた
出典:亀梨和也 プロフィール
小学校6年の時、毎年、江戸川区で開催される少年軟式野球世界大会で地元開催枠(日本代表ではない)ながら2番ショートで出場
中学入学時に「江戸川東リトルシニア」という名門の硬式野球チームに入っています。リトルシニアの当時のコーチは「とても上手く、ジャニーズ事務所に入っていなければ今頃野球選手として活躍していた」と証言
日本テレビの報道番組「ゴーイング」に出演しておりスポーツニュースでは野球を中心に自分の企画を持つなどの活躍
上地雄輔
キャッチャー・トム三宅役
少年時代の夢はプロ野球選手だった。1991年(小学生時代)、1994年(中学生時代)と、全日本選抜メンバーとして世界大会に出場
中学校時代に38校からスカウトを受けた結果、私立横浜高等学校に入学
捕手としてプレーし、1学年下の松坂大輔投手とバッテリーを組んだ
出典:http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/07/29/kiji/K20140729008654481.html?feature=related
池松壮亮
サード・フランク野島役
『ライオンキング』の子役オーディションを受けるよう親から勧められた。池松は当時、野球にしか興味が無かったため最初は抵抗したが「野球カードを買ってあげるから」という言葉につられて受け、見事合格しデビューを果たす
面接時に「オーディションはやらされているだけで、本当は野球がやりたい」「イチロー選手のようになりたい!」と正直に伝えた
小学・中学・高校と仕事と両立させながら野球部に所属しレギュラーを獲得していた。高校時代は硬式野球部では俳優活動と両立が不可能だったために軟式野球部に所属していた。ポジションはピッチャーとセンター
勝地涼
セカンド・ケイ北本役
もともと野球少年だったものの、受験と重なったり肩を壊したりといったことがあって野球を諦め、中2の頃にはもう今の仕事を始めていたという
出典:http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/kettle_20140912_011573
普段から小栗旬さんや上地雄輔さんと草野球をしている
出典:http://xn--gdkzb6a8d7443asha433a5p5a.jp/bannku-ba-noasahi/
■メインキャストの中で唯一、野球経験がなかった妻夫木聡
ショート・主人公のレジー笠原役
妻夫木は、主要キャストの中で、唯一、野球の経験がない
マスコミから不安の声が上がった
・役作りに向けて猛特訓が始まった
プレー場面も吹き替えなしを熱望する石井監督の意図に応えるため、猛特訓を積んだ
妻夫木はトレーナーをつけて2日に1回の練習を継続
「野球の経験はほとんどないに等しかったのでずっと練習していました。1人で夜な夜な公園に繰り出して壁にボールを当てて練習したり……鼻血が出たこともあった」
クランクイン前に10回もチーム合宿を行うなど猛特訓を続けた結果、見違えるほど上達して、監督をうならせたという
■劇中で見られる日本人らしい”スモールベースボール”
キャプテンに就いたレジー笠原は、偶然ボールがバットに当たって出塁できたことをきっかけに、バントと盗塁を多用するプレースタイルを思いつく
妻夫木は走るシーンが多かったそうで、「気持ちは朝日軍なんだけど、体はやっぱり33歳だった」と吐露
日本人の俊敏性を最大限活かした“Small beseball”と果敢なフェアプレーは移民たちに希望を与え、やがて白人の間にもファンを増やしていく
■舞台あいさつにゲスト出演した阪神タイガースの大和選手も映画に共感
大和選手
阪神タイガースに所属。2007年から登録名を「大和」に変更。本名は前田大和。今季は2番打者として102試合に先発出場。50犠打でセ・リーグの犠打王に輝いた
阪神大和外野手(27)が8日、大阪市内で行われた映画「バンクーバーの朝日」の舞台あいさつにサプライズゲストとして出演
劇中、主演の妻夫木聡(33)演じるレジー笠原はバントを駆使。映画を観賞した大和は「(僕も)大きい当たりを打つ方ではないので、ぴったりだなと思いました」
大和は「自分とかぶるところがある。この映画とともに、来年も頑張りたい」と来場者に誓った
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141208-00000085-nksports-base
・そして妻夫木がまさかの阪神タイガース入団を希望!?
ゲストの阪神・大和選手(27)から役名(レジー笠原)にちなみ「REGGIE」と名前の入った縦じまユニホームを手渡され“助っ人”のオファーを受けると「外国人枠余ってますか?」とノリノリ
出典:http://www.hochi.co.jp/entertainment/20141209-OHT1T50020.html
妻夫木は横浜(現DeNA)が優勝した1998年に横浜スタジアムでビールの売り子をしていた
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141209-00000020-sph-ent
あまり知られていませんが、妻夫木さんは大のベイスターズファンだそう
「阪神ファンの方々は怖かったけど、ビールをすごく買ってくれるのでうれしかった。こうして阪神の選手と触れ合うことがあるなんて夢にも思わなかった」と感慨深げだった