▼3Dプリンターではいろいろなモノが作れる!
最近の3Dプリンターの技術はより精巧になり、作ることのできるものは広範に渡り、驚くばかりだ。費用効率もよく、一般のわたしたちでも購入できそうなリーズナブルな3Dプリンターはけっこうたくさんある。
医療模型
骨の模型は作るのが複雑で、皮膚に似せたゲルでコーティングしなくてはならない。
しかし、3Dプリンターを使えば、こうしたプロセスが一気に簡単になる。前準備はいろいろ必要だが、鋳型なしで、どんな患者の骨格も作ることができる。
ミクロなレーシングカー
3Dプリンターをもってしたら、そのサイズは問題ではない。ウィーン工科大学の研究者たちは、実物大のものを正確に再現するのに飽き足らず、顕微鏡サイズの驚くほど小さなものを詳細に作る、新たな3Dプリンターを開発した。その結果できあがったのが、ナノメートルサイズまで細かいレーシングカーの高解像モデルだ。
肉
2012年には、モダン・メドウスという会社が、さらなる研究のために35万ドルの助成金を受け、ドイツのバイオズーンという会社は、高齢者が楽に食べることのできる軟らかい肉を人工的に作り出している。
⊿しかし中にはヤバイものも…
ドラッグ
医薬品のレシピさえわかれば、理論的、自宅で薬を作ることもできるようになる。これは医学界にとって革命的な技術ですが、アメリカの大手製薬会社などは猛反発しており、米FDAも規制すべきか、認定すべきか議論しているようです
銃
⊿実際に日本で事件に
3Dプリンター銃製造事件
日本では、2014年5月8日に、大学職員が銃刀法違反で逮捕されたという事件が発生した。
これは3Dプリンターを使用して製作された銃に殺傷能力があったためで、3Dプリンターで製作した銃に銃刀法違反が適用されたのはこの事件が初めてである。
▼お隣中国ではついに家までも…
しかし、お隣の国・中国では、なんと「家」をプリント販売するサービスが出現し、早くも話題となっている。
この技術は中国の建設会社が開発したもので、コンクリートなどの建設資材を使い、3F建てまでの家屋を「プリント」できるものなのだという。
日本のユーザーからは驚きの声が。
「くっそワロタ」「基礎はあるんですか?」「壁を押しただけで崩れそう」「今日は4月1日だっけ?」「3匹の子豚ならどのレベルの家?」「倒壊するか爆発するか二つに一つ」「壁は廃材の箱並べただけか? 」
⊿すぐに完成する
驚くべきはその施工速度で、出力が完了してから24時間程度で安定化するため、「すぐに住むことが可能」なのだという。
1日で家屋を10軒造ることが可能。1軒の建築コストは日本円で330万~500万円と在来工法の半分で済み、台風にも耐えられる強度を持つという。
⊿中国の建設会社は安全性を豪語しているが…
やはり、気になるのはその強度だが、このサービスを提供する建設会社によると、中国国内で適用される基準を超えた耐久性を兼ね備えているとのことなので、その安全性には相当な自負があるようだ
主な資材として用いられているのは、コンクリートやガラス繊維などといった通常の建築資材のほかに、本来は廃棄するはずの廃材等も多く用いられている廃材も。
これはアウト(・・;)
我が国で実用化される日は当分の間、訪れることはなさそうだ。
3D printers print ten houses in 24 hours
出典元:YouTube